事件の凶器である拳銃。
光志の指紋がついており、店外のゴミ箱に棄てられていた。
拳銃は日本国内に流通していない。
拳銃を手に入れることは極めて難しいため、今回の事件は計画殺人と考えられる。
事件当日、光志と白川一朗が口論していたという目撃証言あり。
目撃者は三浦の上司である近藤克美。
しかしライトブルーの従業員は、光志と被害者の肩がぶつかって、光志が「謝れ」と被害者に迫っていたが、白川一朗は軽くいなして去っていった。
口論という程ではなかったと証言している。
近藤と従業員の証言に食い違いが見られる。
光志はライトブルーに入店してからずっと、カウンターで酔いつぶれて眠っていた。
そのため記憶はあいまいで、0時44分にライトブルーにいたのかさえ憶えていない。
VIPルームは秘匿性の高い会議や打ち合わせに使われることを想定し、防音仕様となっていた。
ライトブルー内の扉の鍵は、鍵束になっていて、営業時間内はカウンター内に置かれ、マスターの管理下にある。
特に事件前日に事務所の鍵が開けっ放しになっていたこともあり、事件当日は鍵を厳重に管理していたらしい。
朝露は酔いつぶれた光志をタクシーに乗せ、タクシーの運転手に光志のアパートの住所を告げ、お金を渡して送ってもらった。
近藤克美刑事は自白すれば傷害致死にしてやると、司法取引まがいなことを持ちかけてきた。
VIPルーム周りのドアには指紋が拭き取られた跡があり、残っていた指紋は第一発見者の近藤克美刑事のものだけだった。
この理由として、真犯人がVIPルーム周りのドアの指紋を消したのは、真犯人自身の指紋を消すのが目的ではなく、光志の指紋がついていない違和感を無くすためであると推理できる。
近藤克美は光志と白川一朗の些細なトラブルを誇張して証言していた。
水谷朝露は探偵になる前に弁護士をしていた。
白川グループの顧問弁護士を務めていたが、現在は弁護士を辞めて探偵になっている。
弁護士を辞めた理由は不明。
本当に酔っている人と酔った振りをしている人を集め、見分ける実験をしても良いと約束。
ライトブルーのカウンターを映している防犯カメラの映像。
スーツを着た男が酔いつぶれている光志に近づいている。
白川のぞみが言っていた言葉。
犯人は防音設備があることを計算していたはず。
銃声が店内に響き渡ったことに違和感を覚える。
リフォームを施工したのは、白川ハウジング。
光志はその時に、白川ハウジングの代表と副代表と挨拶していた。
その際に白川一朗の名刺をもらっていた。
首都タクシーセンターで問い合わせした結果、光志らしき人物を乗車させた形跡が存在しなかった。
もしかしたらそのタクシーは無許可営業車(白タク)の可能性がある。
銃声が店内に鳴り響いた。
しかし犯行現場であるVIPルームは防音仕様。
もしかしたら扉を開けたまま拳銃を発砲したのではないか!
母・佳代が亡くなった時に、母が大切にしていたと思われるものをまとめて入れておいた段ボール箱。
引っ越しする際に、引っ越し業者がガムテープで補強してくれた。
『オレは白川一朗に狙われている。
もしオレになにかあったら……
それがどれだけ自然に見えるものであっても、白川の手によるものだと思ってほしい』
と書かれている。
また、白川一朗がかつて心臓病を患っていたらしいことを示す記述がある。
光志が今のアパートに引っ越す時に呼んだ引っ越し屋。
光志はお任せコースで依頼していた。
テキパキとこなすプロの技が自慢。
被害者のリクエストにより、事件当日のVIPルーム内にはクラシックのCDがループ再生され、BGMとして流れていた。
利用者のリクエストを聞くために、VIPルーム内に流れるBGMを制御しているプレイヤー。
CD、チューナーはもちろん、外部音源と接続することが可能。
但し、外部音源と接続する端子はプレイヤーの裏側にあるため、外部音源と接続するためにはプレイヤーを回転させなければならない。
法子が発見した、プレイヤー台についている傷痕。
しかし従業員の話では、このキズに心当たりがない上に、どうやらここ数日内についたキズらしい。
VIPルームのBGMを制御しているプレイヤーにある傷痕から推理すると、プレイヤーの裏側にある外部入力端子に、何らかの外部音源を接続した可能性がある。
白川一朗のリクエストによりクラシック曲をループ再生していたにもかかわらず、事件発生後にはBGMが流れていなかった。
銃声はVIPルームのスピーカーから再生されたものと推測。
その結果、銃声が聞こえた時間=殺害時間ではないと推理。
VIPルーム用プレイヤーのリモコンと店内用プレイヤーのリモコンの二つが存在する。
事件当日VIPルーム用プレイヤーのリモコンが紛失していたとの証言アリ。
のぞみの実母である白川安代は、自殺して亡くなっていた。
自殺の原因は不明。
法子はこの事実を光志に報告していなかったが、それは沼崎栄太郎に口止めされていたため。
沼崎栄太郎自身の証言によると、ライトブルーに着いたのが23時頃。
そのままVIPルームに入り、軽い打ち合わせの後ホールにいたが、沼崎は事件当日体調を崩していたらしい。
そのため0時頃から0時40分くらいまで、ずっとトイレに籠もっていたとのこと。
沼崎栄太郎に白川一朗と近藤克美の関係を聞いたところ、あからさまに機嫌が悪くなった。
そして二人の関係については水谷朝露が詳しいから彼女に聞いて欲しいとのこと。
ここから推理すると、朝露と近藤の間にも何らかの関係があることがわかる。
ライトブルーの防犯カメラに映っていた、光志に近づく謎の影。
第三者が凶器の拳銃に光志の指紋を付ける決定的な証拠になるかと思われたが、近藤によって隠蔽されてしまった。
かつて白川一朗は会社のために身を削っていた水無月幸司を解雇したことがあった。
それ以来、水無月幸司は白川一朗を怨んでいた。
23時過ぎにライトブルーに入り、そのままVIPルームへ。
そこで1時間弱くらい白川一朗と話したあと、ライトブルーから徒歩5分ほどの場所にあるゲームセンターに立ち寄ったとのこと。
ゲームセンターの店員が目撃し、また水無月が壊したレバーの修理を依頼しているが、時間まではハッキリしていない。
ライトブルーに着いたのが23時30分頃。
酔いつぶれてしまった光志を隣に座らせ、カウンターでチビチビ飲んでいたらしい。
席を立ったのはトイレに行った時と、0時前後に掛かってきたケータイ電話に出たときくらい。
白川一朗と近藤克美の間には、何らかの汚れた関係が存在すると、水谷朝露が証言。
近藤克美刑事は水谷朝露を逮捕することができないらしい。
それは朝露が近藤の弱みを握っているかららしいが…
水谷朝露と吉本清香は実の姉妹。
吉本清香自身が証言。
斉藤佳代と白川一朗は病院で口論していたらしい。
目撃した看護師によると、男は鬼気迫る表情で、『オレが斉藤志朗を殺したと疑っているのか』と言っていたらしいが…
その直後に斉藤佳代は階段から転落して亡くなっている。
朝露の推理では、沼崎栄太郎は白川一郎に弱みを握られているとのこと。
その弱みとは白川安代と不倫していた事実のことではないかと推理していたが、実際には不倫の事実はなく、沼崎は安代から白川一朗が人殺しをしたのではないかという相談を受けていただけだった。
しかしそれがキッカケで安代は自殺してしまい、沼崎は心に大きなキズを負っていた。
斉藤佳代が亡くなった日と水谷朝露が心臓移植を受けた日が2004年の10月22日で同日だった。
佳代の心臓が朝露に移植された可能性が極めてたかいことが判明。
斉藤佳代と白川真二は桜霞高校放送部の先輩と後輩の関係。
斉藤佳代が3年の時、白川真二は1年生だった。
白川真二は斉藤佳代に憧れていたらしい。
白川一朗は美佐恵と再婚するまで、沼崎栄太郎に相談を持ちかけていた。
その時、一朗は美佐恵に一目惚れをしたと言っていたらしい。
白川真二は腎臓移植手術を受けるために渡欧したが、手術は失敗。
結果的に心臓病を患っていた白川一朗に心臓が移植された。
あまりにも白川一朗の都合の良い展開に感じるが…
水無月幸司は屈辱を与えられた相手に、同じ屈辱を与え返さないと気が済まない性格。
23時過ぎにライトブルーに入り、そのままVIPルームへ。
そこで1時間弱くらい白川一朗と話したあと、ライトブルーから徒歩5分ほどの場所にあるゲームセンターに立ち寄ったとのこと。
水無月幸司は極度の負けず嫌い。
事件当日、ゲーム台のレバーを壊したことから、もしかしたらプレイ時間がわかるかも…?
『ようやく長い間捜していた人物が見つかったので、しばらく留守にします。
ごめんね、コウちゃん……』
ライトブルーから徒歩5分ほどの場所にあるゲームセンターで格闘ゲームをプレイしていた。
時間は0時10分頃から0時50分頃。
容疑者候補だった沼崎栄太郎、水無月幸司、近藤克美のアリバイは確定した。
だが水谷朝露のアリバイのみが確定しない…
法子が撮影したライトブルーの写真に、防犯カメラらしきものが映っていた。
これが何であるか調査し、防犯カメラであればそこに映っている映像を確認する。
朝露の推理では、沼崎栄太郎は白川一朗に弱みを握られているとのこと。
水谷朝露の本名は吉本姓。
よしもとゆみと何らかの関係があるのだろうか?
のぞみの実母である白川安代は、自殺して亡くなっていた。
原因は沼崎栄太郎との不倫を白川一朗に追及されたため。
朝露の推理では、沼崎栄太郎は白川一朗に弱みを握られているとのこと。
その弱みとは白川安代と不倫していた事実のことではないか?
だが、白川一朗自身が恋敵とも言える沼崎を白川グループの顧問弁護士にしたことも疑問が残るが…
白川悟が白川グループの代表に立つことは、一年前から計画されていた。
そのころから白川悟は、水無月幸司を白川設計に復職させることを画策していたとの噂。
ずっと引きこもり生活だった水無月幸司が、一ヶ月前くらいから復職に向けて頻繁に部屋を出ていたらしい。
白川悟の証言によると、確かに一ヶ月前くらいから具体的に幸司を復職させる動きがあったとのこと。
しかし実際に復職したのは、白川一朗が亡くなった後である事実は変わらず、幸司の身の潔白を証明するまでには至らない…